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2017/10/31

Arma 3 - バグが直るまで ~初めてのバグ報告~

Arma 3はとてもいいゲームだとは思いますが、当然修正されるべきバグもあります。
しかしながら、Bohemia Interactiveはその全てを把握しているわけではありません。あなたが偶然発見したバグは、開発側は認知していないかもしれません。
「このバグいつになったら修正されるの?」――その声は、きちんと開発に届けていますか?

今回は、Arma 3のバグを報告する方法と、それが修正されるまでの流れを説明します。

なお、この記事は英語が読めることが前提です。読めない人は読める人に介助をお願いしましょう。

バグを発見する

もちろん、これは狙ってできることではありません。日々のプレイで偶然に見つけることがほとんどでしょう。

再現方法を確認する

再現方法はバグ報告において極めて重要なパートです。例えば、メニューの特定の場所を特定の状態で押すとバグが発生する、特定の武器の特定の条件でのみバグが発生する…エディタを使って当時の状況を再現することも効果的です。
もちろん、全く再現が出来ない時もあるでしょう。それでも大丈夫です。
また、MODに関連したバグでないことを確かめてください。開発もMODのバグを報告されても困るだけです。

Phabricatorに登録する

Phabricatorはサードパーティの問題・タスク報告・確認ツールで、Bohemia Interactiveが現在使用しているツールです。
ここからアクセスして、右上の矢印のアイコンからログイン画面に入ります。
「Register New Account」から新規アカウントを作成します。やり方は見れば分かると思うので割愛します。

同じバグの報告がされていないか確認する

検索機能を使って、関連する語句を使い同じバグが報告されていないかを確認します。もちろん英語で。報告されていたら、開発へのアピールの印としてSubscribeしましょう。こうすることでPhabricatorのトップページに再掲することが出来、同時に報告に進展があった場合にメール等で連絡が来ます。
もちろん、引っかからなかったりすることもあります。その場合は諦めて報告しましょう。親切な人が関連する報告を教えてくれることもあります。

バグを報告する

既存の報告がなかった場合は、右上の+アイコンから新しい報告を作成します。もちろん英語で。
必須なのはタイトルだけですが、きちんと説明とかも書き込み、必要に応じて画像も貼り付けましょう。
再現が可能なときは、必ず再現方法(Steps To Reproduce)の欄に再現方法を書き込みましょう。

修正を待つ

通常は1~3営業日(休日・チェコの祝日を除く日)以内に開発から確認が来ます。バグの程度にもよりますが、二週間以内に修正されることが多いです。
修正はDevelopment Branchで行われ、即日フォーラムのトピック内で報告されます。必要に応じてDevelopment Branchにアクセス(SteamライブラリのArma 3のプロパティ>ベータ>development - Development Build)して、修正されたかを確認することも良いでしょう。
Development Branchに上がった修正は、通常1ヶ月に一度程度のアップデートでStable Branchに上がり、誰でも恩恵を受けることが出来ます。致命的なバグであった場合は、Performance Binary等で修正されることもあります。

一例として、私が投稿して修正された問題を載せておきます。
T126715 The closest LOD of HEMTT Ammo don't have chimney.
T126810 Greyhawk and Ababil don't have correct pylon setting

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