まずは、次の画像を見てください。
…その正体は、Post Process Effectです。Post Process Effectっていうのは、つまり後処理画像加工ってことですが、平たく言えば画像の色味を変更するってことです。色味を変更するだけといえばそうなんですが、随分雰囲気が変わるんです。
で、まあ今回はModules(F7)のEnviroments→Post-ProcessのMediterraneanを使ったんですけど、どうせなら自分でも作りたいですよねあなた。えっ、別にいい?知るか、俺は答えがどうなろうと記事を書くんだよ!
でですね、まずは次のスクリプトを起動してみてください。
_ppColor = ppEffectCreate ["colorCorrections",1002] ; _ppColor ppEffectEnable true ; _ppColor ppEffectAdjust [1,1,0,[0,0,0,0],[1,0,0,0.8],[1,1,1,1]] ; _ppColor ppEffectCommit 0 ;画面が赤みがかりましたね。別にあなたの目が充血してるわけじゃないです。
で、いったい何が起きたのか。のんびり紐解いていきましょう。まずは、ppEffectCreateです。
これは文字通りppEffectを生成するスクリプトです。ぶっちゃけ無くてもいいんですが、これがあったほうがいいです。
今回は["colorCorrections",1002]を引数に起動しました。"colorCorrections"はppEffectの内、色味変更のエフェクトです。1002は、ppEffect用のハンドル数字なので、かぶらない数字なら何でもかまいません。
_ppColorに返り血…もとい返り値としてppEffect用の数字が格納されます。
ppEffectEnableは、ppEffectを有効化します。今回は直前に生成した_ppEffectを有効化します。これが無かったら何も変化しません。
ppEffectAdjustは、_ppEffectの数値を設定します。詳しく見ていきましょう。
"colorCorrections"用は次のように設定します。
[ 0,//明るさ(0-1) 0,//コントラスト 0,//オフセット、0のままがいい [R,G,B,A],//直接オーバーレイの色、例えば[1,0,0,1]にすると画面が真っ赤に [R,G,B,A],//画面の色味調節。[1,0,0,1]にすると、画面から緑と青が消えます [R,G,B,A]//上に同じ ]つまりですね、これをうまいこと使うと青白い画面で寒さを表現したり出来ます。
ま、今回はこんなところで。
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このシリーズ、本当のド素人にもわかりやすくて素晴らしいですね。
返信削除是非参考にさせていただきます。
MPでリスポーンする時、init欄の装備をまた読み込ませる様なスクリプトはありませんか?
返信削除使い方等、詳しく教えて頂ければ幸いです;
addMPEventHandlerの"MPRespawn"が役に立つと思います。
削除https://community.bistudio.com/wiki/Arma_3:_Event_Handlers#MPRespawn
実のことを言うとマルチプレイのスクリプトには疎いんですよね…
1年半たっちゃいますよ
返信削除経っちゃいますね。ネタくれ
削除今更ながらスクリプトに触れてますが、キルのカウントをスクリプトで行うことは可能なのでしょうか?
返信削除つまりキルした時に変数に+1したいわけですよね。
削除それなら敵ユニット一人ひとりに
イベントハンドラKilled(https://community.bistudio.com/wiki/Arma_3:_Event_Handlers#Killed)
を使えば実現できますけど、正直言って個々にハンドラを設定するのは面倒なので個人的には
ミッションイベントハンドラ(https://community.bistudio.com/wiki/Arma_3:_Event_Handlers/addMissionEventHandler#EntityKilled)
をおすすめします。
後者の場合は_this select 1がplayerだったときに変数を足せばいいんじゃないかと。
このシリーズ一気に見させていただきました。とてもわかりやすくてよかったです。ありがとうございました。
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